プラネ本番一週間前

今年の筑波大学の学園祭は10/8-10/10に行われます。

天文研究会では毎年プラネタリウムを上映していまして、今年もやります。

最近2年くらいプラネ制作からは離れていたのですが、今回復帰しました。

久しぶりにやると面白いですね。

私の今年の作業内容は、星座絵投影機本体及び原板・流星投影機・地平線以下に星が映らないようにするやつ(通称お椀)でした。

お椀(新型)

お椀

新型お椀の性能は旧型と比べて良くも悪くもなっていないのですが、コンパクトになったので満足してます。

構造は旧型と同じで、ベアリングと重りによって日周運動をさせても常に遮光部分が下にくるようになっています。

緯度は北緯35度に固定して作ってます。緯度の変化に追従させるのは難しいと思います。

理由は、光源の中心を通り東西方向に平行な軸を中心に回転させる、地平線より上の部分を遮らない、という2つの条件を満たした構造にする必要があるからです。

なので単純に棒を軸にする、ということはできません。

お椀と言いながら全然お椀型じゃないので(旧型も)何か他の呼び方がないものかと思ってるのですが、いいのが浮かびません。

地平線投影機というほど積極的なものでもないですしね。

お椀と呼ばれ始めた理由はよく覚えていません。

あと、今回改めて思ったのは、塩ビ管は万能、ということです。

もう一度言います、塩ビ管は万能です。

作業を終えて(まだ少し残ってますが)、流星を除けばほとんど1年生のときとやってることは同じなんですが、その時と比べてかなり疲れました。

なんだかんだ言って若い頃の方が元気だったんだなぁ・・。

今年の出来具合はというと、各種投影機に限れば、過去最高の完成度になっていると思っています。

そして来年以降これより良くなることはないと予測されます。つまり今がピークです。

(何年も先のことは分からないですけど。)

さらに言うと、プラネタリウム上映自体行われるのかあやしいと思ってます。

なので興味のある方はできれば今年見にいらしてください。

いや、できなくてもそうして欲しいです。できれば。