無事Astornomikのフィルタとキットレンズが併用できるようになったのですが、重大なことに気づきました。
マウントアダプタを利用してPentaxのレンズを付けようと思っていたことを忘れていたのです。
EOS-PK変換というのは、制約があって、
EF-Sレンズ対応マウント→可
EF-レンズ非対応マウント(フルサイズ)→レンズ側を改造して可
という関係にあります。
EF-SとEFで違いが出る理由は、やはりボディ内の凹みのせいです。
凹みのおかげで無改造PKレンズが付くというわけです。
EF-S対応ボディにAstronomikのフィルタを付けたということは、
凹みを無くしてEF-S非対応にしたのと同じことですから、
ペンタックスのレンズ側を改造する必要が出てきます。
しかしこれはやりたくないので、フィルタ枠の干渉する部分のみを削ってやることにしました。
左側の約1/3周を削ることでレンズの絞りレバーとの干渉を避けています。
この写真での左側はもともとの正常な装着において上だった部分です。
バネの部分を残したかったのでこのようにしました。
向きが変わったので、長方形のマスクになっていたシールは剥がしました。
この改造によってフィルタの固定が不安になったのでいちおうテープを貼っています。
以上の改造によって、Astronomik赤外カットフィルタを付けたまま、
キットレンズ、PKレンズが使えるようになりました。
めでたし。