キタムラで誤現像

先日カメラのキタムラ(イーアスつくば店)にEktar100の現像を依頼したところ、

仕上がりが綺麗だからとエクター現像を勧められました。

値段は同じだったのでエクター現像にしました。

しかし今日になって電話が入り、手違いで普通の現像になってしまったとのこと。

店舗に受け取りに行くとさらに驚いたことに、富士フイルム仕上げでした。

コダックに行ってさえいなかったということです。

伝票はどうなっていたかというと、

現像所への連絡メモ欄に「エクター現像」と書いてありました。

しかしコダック処理の欄にチェックが入っていませんでした。

キタムラで受付→集荷後に現像所別仕分け→現像所という流れらしいです。

まずどこの現像所へ行くかという振り分けで誤って富士に分類されました。

これは先述の通りコダックにチェックが入っていなかったからでしょう。

(ネガの現像は店内でもできるため、集荷された時点でおそらくフジかコダックの2択となります。)

そして富士の現像所で"現像所への連絡メモ欄"を見逃しそのまま現像となったわけです。

エクター現像の知識が無かったとしても無視したことは怠慢と言わざるを得ません。

エクター現像の指示が記入された現像所への連絡メモ欄は、

リバーサル・現のみ…などが表記され控えとして複写される部分よりもかなり下の方にあります。

私の経験では、増感、長巻などの特殊な指示はこの下の欄に書くのではなく、

上の部分の余白に丸で囲って大きな文字で記入することが多いです。

キタムラも現像所もこの習慣の下で作業をしているため、このような間違いが起こったと考えられます。

これらの怠慢も、伝票を記入した店員の経験不足もどちらも原因だと思います。

しかしながら我々ができる対策は限られており、

それは伝票が正しく伝わるように記入されているか確認することくらいでしょう。

渡された控えにエクター指示を表す記述が無かった時点で確認するべきでした。(疑問には思ったのですが)

あと、慣れていない感じのいかにも研修で来てますみたいな店員だったことにも警戒するべきでした。

長々と書きましたが、プロセス自体はエクター現像も普通の現像も一緒ということも知っていましたので、

もともとエクター現像にするつもりはなく店内仕上げで当日持って帰るつもりでした。

ただ、綺麗だからとエクター現像をすすめておきながら

間違った現像所に出し、結果として納期だけかかるという結果になったことが残念ですね。