筑波大学晴れました。
直前まで晴れるとは思っていなかったので、
3時間くらい前になってから太陽めがね作りや双眼鏡のフィルタ張りなどの準備を始めました。
6時頃に大学の畑の端にカメラを仕掛けて、天文研と合流。
その後はずっと見ることに専念していました。
金環に近づくにしたがい、目に見えて辺りが暗くなっていくことに驚きました。
気温も下がり始め、経験したことのない違和感を感じることができました。
金環食前後は完全に晴れており、輪になる瞬間、切れる瞬間は鮮明に見ることが出来ました。
部分食の時点では欠けた太陽を見ている感覚でしたが、第2接触の瞬間には月の存在感を感じました。
放置したカメラでは広角レンズを使い、部分食前から後までインターバル撮影を行なっていました。
あと、何となく赤外フィルタをつけてみました。
1分毎に撮影した3時間分を30秒の動画にしたものがこれです。
2012/05/21 6:06~9:07
露出 1/100 1分毎
Eos KissX2 (赤外改造) ISO100
Zenitar-K 16mm/F2.8 (F8.0)
富士フイルムIR-84フィルタ
カメラの露出を固定して明るさの変化を表現しようという狙いでしたが、
やはり肉眼で感じるよりも強調されて写りました。
終始雲が流れており、かなり運の良い晴れ方をしたのだな、と改めて思います。
本当に晴れてよかったです。いい思い出になりました。