先日ケンコーのジャンクデジカメを改造しましたが、
画質がWebカメラ程度とあまり良くないので、
全然使わなくなっていたPowerShot S45を赤外改造することにしました。
分解してみると、ネジと基板同士をつないでるコネクタを外すだけでユニットごとに分かれました。
実に合理的なつくりになっています。
コネクタさえつなげばネジが足りなくてもちゃんと動きます。
ここはフィルム時代の機械式カメラとの大きな違いを感じます。
これが赤外カットフィルタです。
外せばいいんですが、問題があって、
厚さが約2mmもあり、ピントが合わなくなる可能性が大です。
外して再度組み立てて撮影してみたんですが、
やはりピントが合わなくなりました。
遠くに合わないかわりに、やけに近くまで寄れる、ド近眼カメラになってしまいました。
思いついた解決策は、
1・凹レンズを外につける。(眼鏡的なもの)
2・CCDとレンズとの距離を近づける。
3・赤外フィルタがあった位置に同じ厚さの平面ガラスを入れる。
以上の3つなんですが、
1は凸レンズなら簡単に手に入るのですが、凹レンズの入手が難しいです。
2は安物カメラでは可能でしたが、この機種にはそういう機構は見当たりませんでした。
というわけで3番のダミーフィルタ方式をやってみます。
材料の候補は、アクリル板と一眼レフカメラレンズ用の保護フィルタ(プロテクター)です。
アクリル板は2mm厚のものが売ってますし、保護フィルタも測ってみたところ約2mmでした。
ガラスをどうやって切るか考えてるんですが、のこぎりとかじゃダメですかね…。