P-140 分解修理

電子ピアノ(YAMAHA P-140)の鍵盤のうち1つだけ動きがおかしいので修理しました。

押し込むときに固くて、弾き続けていると直り、しばらく放置するとまた固くなる、という症状。

原因はハンマーの錆びでした。

錆びてザラザラになった表面がクッションのスポンジに引っかかっていたようです。

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ハンマー表面を掃除して完了しました。

結果的には必要ない作業だったのですが、

初めに鍵盤側が原因だと思って鍵盤も外しました。

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バネは使っていないと思っていたのですが、弱めの板バネが入っていました。

やはりこのサイズで作ろうとすると重力だけじゃ無理なんですかね。

下の写真右にある導電テープを戻すことを忘れないように注意です。

これは鍵盤の下のパーティクルボード全面に貼られたアルミ箔(シールド)まで導通しています。

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上部カバー側(電源、基板がのっている)にグランド接点があって、鍵盤側のテープと繋がるようになっています。

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